日米のポジティブ度合いの違い

一般にアメリカ人は、楽観的と思われています。

今回のコロナショックで、9月中旬時点で米国の感染者数650万人で世界一、
死亡者数も20万人弱で世界一
なのに政権が倒れる等の大きな変化は起きていません。
むしろ警察官による黒人殺人事件等に対する抗議行動の方が大きな運動となっています。
トランプ大統領は、責任を取って辞めるどころか、次の大統領選に出て、
2期目も勤めようとしています。

かたや日本では、コロナの感染者数7万5千人、死者数1400人で、2月頃から
医療崩壊したら大変と大騒ぎし、特別警戒宣言が出て、自粛が続き、GDPも
戦後最大の落ち込み幅を記録しました。
そして総理大臣が病気を理由に交代することになりました。

今回のコロナショックに対する受け止めだけでなく、アメリカ人と日本人では
ポジティブ度合い、逆にいうとネガティブ度合いがだいぶ違うようです。

この違いを米国ミシガン大学の研究者が調査した結果があります。
それによると、アメリカ人と日本人では、今後いいことが起こると思う人の
比率が2倍程度、悪いことが起こると思う人の比率も1.5倍程度差があること
が分かりました。
つまり日本人の方が、ネガティブ思考の人の比率が高いのですね。

アメリカの映画でなよく”Take it easy.”(気楽に行こうよ)というセリフが聞かれますが、
日本の映画では、そういうセリフはほとんど聞かれません。
一休さんの「一休み、一休み。」くらいでしょうか?

 

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